日本では電車男とかいう人が幸せになった話しがはやっているらしい。
ちなみにうちの息子は電車息子だ。
貨物の音が聞こえれば
「でんちゃっ!?」
駅のほうに向かうと
「でんちゃっ!!でんちゃっ!!」TGVが通れば
「でんちゃっ!きたー!!」なのである。
ちなみにバスにも反応する 「ばちゅー!」と言っているのだが、 フランス語のクルマ「ぼわちゅーる」と聞こえないこともない。
…がやはり「でんちゃ」命なのである。
先週末、嫁さんの実家から 「のりもの写真えほん(7)すごいぞ!私鉄特急」 (成美堂出版) が届いたんだが、この反応がすごい。
まず表紙。 「でんちゃ!」
(そうだね)
次のページ 「でんちゃっ!」
(…そうだね)
ページをめくるたび 「でんちゃっ!でんちゃっ☆でんちゃ~!」
(うぅ…そうだねぇ…)
…と大合唱なのである。
どれも微妙にアクセントが違うのがすばらしい。
(実写版)
でもちょっとは、違う単語も教えてあげたい。
以前週刊アスキーで「息子に電車を型番で教えたら…」という話題があったが
「すごいぞ!私鉄特急」を教科書に使うとちょっと難しい。
「京成スカイライナー」ぐらいはまだいい、 小田急の「EXE」は「えくせ」と読むんだー、
(長年「エクゼ」だとおもってたよ、拡張子か!?)
ぐらいはまだ序の口。
面倒なのは京浜急行。
あの没個性的な**赤い通勤車両も「特急」**なので、
**600形!** **1000形!!** **1500形!!** **2000形!!!**などなど…どれも数字形だし、しかも微妙なカラーリングの違いまで収録しているので、
文字が読めるようになったら解説が大変そうだな…。
(ちなみに私は数字以外違いが分かりませんが)
さらに言うと、この街には通勤車両なんてものは存在しない。メトロもないしねえ。
なおこの本で、いちばん「でんちゃ」っぽくって、名前にインパクトがある渋い特急は
「10000形 うなづき号」とおもわれます。 電鉄富山~宇奈月温泉で現役活躍しています。ディーゼルではなく電車で2両です。 富山にはウチの近所で見られるような渋いでんちゃがたくさんあるようにおもいます。
実物見にいけるかどうかわかりませんが。