TBステーションに「留学☆恋物語」というテーマが出ているが、ここ数日、なんでこう、日本とフランスの教育を囲む社会が違うのかなと、疑問に思っていたんだが、先日ついに「根本的な違い」を発見した。

それは「恋人が居ない若者がほとんど居ない」ということである。

この本「フランス人がお金を使わなくてもエレガントな理由」で、『フランスでは1年以上恋をしないマダムは居ない』というエピソードがあったが、これはどうやらマダムに限ったことではないようだ。

日本では工学系の学生というのはかなりの確率で男子校状態であり、かつ独身であり、彼女なしである。これが修士や博士になるとその「アローン率」たるやグングンとあがっていく。

もちろん中でもちゃんとパートナーを捕まえる若者や、独身だけれども性格がいい人なども沢山いる。

さらに言うと研究職や教職などにつけば仕事は手堅いし、給料は使い道に困るほどいい。

だからこそ「何故?」なのである。

一方、OLと呼ばれる働き盛りのお姉さんたちは「出会いがない」「いい人が居ない」「めんどくさい」という感じである。

彼女らも優秀だし、人生を楽しみたいのであれば、さっさといい男性に出会って、仕事と家庭を両立できるようにがんばるべきであるはずなのに。

とりあえずは、もうちょっと理系に目を向けてほしいと思うのだ。

堅い、理屈っぽい、オタクっぽい、といわれがちであるがそうでない人のほうが多いと思う。

(確かに目立つかもしれないけど)

もし、性格がちょっといけてなかったり、ファッションセンスが多少いけてなかったとしたら、フォーマットして再インストールして調教しなおすぐらいの意気はあってもいいと思う。どうせいまイケメンでも、酒飲んでゴルフばっかりしてればどんどんおっさん化するんだから。

顔については、生まれ持ってのものが5割は占めるので、直感で選んでいいとは思うが、文型には理系には美形で独り身、しかも遊んでないので純粋という男児が沢山いる。

さて、こちらでは毎日毎晩のように若者がいちゃつきまくっている。

それはこっちでは「普通のこと」なのだ。

仕事もし、恋愛もし、家族を大事にする。

その分の社会負担は計算済みなのである。

ちなみに日本が1人の就業人口で4人の老人を養う時代が今すぐそこまで来ているが、フランスはあと120年かかるらしい。就業人口に対してに子供がたくさんいるからだ。

というわけで日本の若者はもっとがんばってほしいとおもう。

ところで、フランスから日本に来ている仏人男性は、やはり日本でも精力的にガールフレンドを探す。いやむしろ、本国に彼女が居ようと探している輩もいるから、超精力的である。

そして日本人女性もどういうわけか海外に行くと、ガンガン現地男性や日本人留学生と付き合う。もちろん人によるんだろうけど、まるでタガが外れたのごとく、ガンガンと付き合ってしまう。

もちろんそれはそれである意味国際交流なので止めやしないんですが、もうちょっと相手を選んでもいいような気がする。破局しているカップルが非常に多いのだ。

過去に何人付き合ってきた、とか自慢する女性、結婚したけど1年経ってフランス居住権を得たとたんに離婚する女性。

一生の相手なのか、ひと時の享楽なのか、私にとってはどっちでもいいんだけど、あまり若さを消費しすぎるのもどうかと思うのだ。

この前も書いたが、日本人の国際結婚率はもはや10%を超えているらしい。男女差、国別でしっかり統計を取ってもらいたいが、大変なことである。

国はともかく、家族で幸せに生きるために、積極的にすばらしいパートナーをしっかり探してほしいと思う。