初日のスタンプラリー（観光）が少々きつかったので昼前まで寝る。
食料の調達に、アパートの前のフォーブルサンドニ通りを散策してみる。

ちなみにここはガルデュレスト(パリ東駅)から徒歩5分ほど南にいったストリートである。
郵便局周辺の広場には中央アジアからの外国人がたむろしており、警察官が定期的に職務質問をしているようだ。
実際、無職・ホームレス・不法滞在な感じの人が広場でぐったりしていることが多い。

またそうでない人々も公衆電話や携帯電話でしきりに、何かの情報をやり取りしている。

昼間っから缶ビールを飲んでいるのもけっこういる。
（フランス人は外カフェでビールを飲んでも、缶ビールを飲るのはめずらしい）

ニッチな例え方をすると、98年ごろの本厚木駅前とか、上野駅といった感じであろうか。

「コンビニ以上スーパー以下」で必要な日用品を購入。
昨夜のカレーレストランは晩飯にとっておくとして、昼ごはんに
嫁さんは生地からつくっているケバブ屋でケバブを、
私は、肉屋で売ってる手作りエスニック料理にすることにした。
ここは釜を持っていて、インド風？ピザを粉から作っている。
餃子のタネみたいなのをボウルで盛ってあって、薄く延ばして1分ほど釜で焼く。
これがピザ(1ユーロ!)。「キマリ」というものを頼んでみたが、同じ生地、同じタネで

量と形（船型）が違うだけ。工程は同じ。「あれー？」と思っていると、
最後に生卵を片手で割って白身と黄身を混ぜたものを上からトローっとかける。
で、また1分ほど焼く。出来上がり。
そしてこれが美味かった。エスニックファーストフード万歳。