世界のスタートアップコンテストに挑戦するときのメモ

フランス・パリで開催されているワールドワイド・スタートアップコンテスト”Hello Tomorrow Global Summit”に参加しております。

World Augmented Displayが世界Top500に選ばれたので参加権を得たのですが、なんだか悔しい思いもありますので、学んだことを以下まとめておきます。イベントの様子はこちらの#HTSummit でどうぞ。

  1. 「目立とう精神」の連中しかいないことを忘れない
  2. デモは禁止だと言われても持っていくべき
  3. 情報がないことに腹を立てない
  4. できるだけ握手しよう
  5. 楽しもう

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「目立とう精神」の連中しかいないことを忘れない

言い換えれば、「日本は目立とう精神なんてもっていると危険人物と思われる社会」であると認識すべきです。欧米のスタートアップの世界は、普通の人よりもさらに目立とう精神が強い人々です。しかも日本の「目立とう精神」の人は実力が伴っていないことが多いので、日本では聞いていると「こんなオレオレプレゼンをしているけれど、実は中身なんてないんだろう?」って気持ちが芽生えてくるプレゼンも多いのですが、それは世界のステージにおいては間違いですね。ここで出会う人々は確率的に、人間的にもイイやつで、実力が伴っていることが多いです。そりゃそうですね、「目立とう精神の平均値が高い文化圏」において、アントレプレナーをするということは「ちょっとぐらい目立とう」という実力のない小兵では成立しないのですね。実力が伴っていて、かつイイやつである必要がある。

一方で、日本社会の中ではちょっと目立つと叩かれますし、「自分は目立とう精神なんて持ってませんよアハハハハハ」ぐらいの安全性を開示しなければ、コミュニティから攻撃されるという自己免疫性を持っています。「そんなの大丈夫さ、おれは自己プロデュース能力が高い!」と思っている人もいると思いますが、そう考えることがそもそも自意識の相対的なフィルタにごまかされていることの証拠です。

もっと具体的な話をすれば、英語力です。ほとんどの日本人が「人々に信頼される英語プレゼン能力」を持っていません。もちろん北米で育ち、北米英語の世界で能力を持っている人はいると思いますが、ヨーロッパのカンファレンスでは北米英語は必ずしもメイン言語ではありません。世界各国の人々に聞きやすい発音、スピード、単語、コンテクストを選び、国際スタンダードレベルのプレゼンテーションのストラテジーとデリバリー、ロジックを意識する必要があります。それはTEDのような場所でのPitchにおいて、近年急速に高度化しています。

誤解を恐れず真逆の例を挙げると、「オレオレ俺だよ!」という日本語が怪しいと感じるか、信頼されるか?が、日本語の中でも高度に発達して、日々お年寄りを窮地に陥れていることと同じです。保守的で、疑い深いお年寄りを完全に虜にして、納得してお金を出させるような日本語が「高度な日本語」であれば、「国際プレゼン」での英語も、そのように高度に進化している、ということです。

デモは禁止だと言われても持っていくべき

事務局からの連絡には「デモをする場所はありません、持ってこないでください」と明確に書かれていますが、それを素直に聞いて持ってこないのが日本人ではないかなと思います。そのような環境であればなおさら、ハンズオンのデモの効果は大きいのです。電源もネットも場所も要らないデモを用意しましょう。「そんなの無理だ!」というプロダクトの場合はフライヤーやビデオぐらいは用意しましょう。なお、ネットもなければYouTubeも見せられません。携帯にVLCをインストールして、ビデオをコピーしていくぐらいの準備は欲しいと思います。

もしそんなデモもビデオも用意できないとしても、プロダクトや会社のTシャツぐらいは作って着ていくべきだと思います。物言わず座っていても宣伝になりますし、有名な講演者の聴講者として映り込めばラッキーではないでしょうか。ちょっと面白い格好をしていれば、声をかけてくれる人も確率的に増えます。日本人のちょっと面白いガジェット、たとえばnecomimiなどはその一つです。なに?「necomimiは自分のプロダクトじゃない?」そんなの関係ないじゃないですか、たかがファッションですよね。頑張って空気になる必要はないのですよ、その場は。

大事なのは「自分が発信したい、知られたい」と思っているかどうかをファッションに発露させるかどうかの問題だと思います。「スーツを着ていくことが信頼されるためには大事」と考えるかもしれませんが、それは100年ぐらい前の話であって、むしろ民族衣装である和服を着た方がアイデンティティが発揮されます。アフリカやイスラムのスタートアップは必ずしもスーツを着ていますか?

通貨的に貧乏な国、インフラが安定していない国のスタートアップの方がその辺は、サバイバル力がよく鍛えられています。また先進国、ユーロ圏、インフラが整っている国は、真逆のサバイバル力が進んでいます。例えば名刺を配っても「要らない。写真で撮ります」といって目の前で写真を撮ります。「そんなの失礼じゃないか!」と思うのが日本人で、名刺を整理するサービスなんかを開発しちゃうのが日本人ですが、(そういうことも大事ですが)何が大事なのか見失ってはいけない。

情報がないことに腹を立てない

十分な事前アナウンスがされて、十分なナビゲーションがされることはイベントの品質上、重要と思いますが、スタートアップコンテストは一般向けのコンサートなどのイベントではありません。プログラムの変更や出演者のキャンセルなどは当たり前ですし、Pitch Talkが当日に決まることもあります。そもそもそこでPitch Talkが行われるかどうかをアナウンスする必要があるのかどうか?というレベルまで情報がないこともあると思いますが、日本人はそこで「おら金払ってんだぞ、情報ないのか」的な腹を立ててしまうようにも思います。特に企業の渡航者は会社がチケットからホテルから渡航準備情報まで全て用意してくれたりしますので、そういう「情報の完備」に慣れてしまっているのかもしれませんが、スタートアップの世界では「情報があることがおかしい」という感覚に慣れるべきと思います。

「情報がある、その通りに進めば失敗がない」、という感覚・精神そのものがスタートアップの生き方、アントレプレナーシップに反しているということかもしれません。むしろ荒野のように情報がなく、砂漠のようにインフラがなく、土台もなく、リソースもない、という場所において「ゼロから水を生み出す」ような発想が求められています。マイノリティかどうか、は関係がないのです。「メジャーな相手に信頼されているかどうか?」は関係があると思いますが、あなたが日本人という少数民族であることは関係がないのです。もちろん「日本人だから」というリスペクトもこの分野にはまずないです。日本や韓国よりも小国で貧乏で努力家で勉強熱心な国は他にもたくさんありますし、むしろ普通の国際会議よりも小国出身のスタートアップに出くわす確率は高いです。

できるだけ握手しよう

どうでもよさそうな分野、関係なさそうな分野、ライバルになりそうなスタートアップと出会い、握手をすることが重要と思います。

私は初日に隣り合わせたルーマニアのスタートアップに助けられました。彼はバッジが登録されていなくて困っていたのですが、その後会場で会う度に挨拶したり握手したり、情報交換したり、Pitch Talkの際に写真を撮ってあげたり、逆に私が困っている時に情報をくれたりしました。

お金のやり取りなんてなくていいのです、まずは握手できる距離感、助け合える距離感があって、そこではじめて一緒に物事を考えたり、一緒に問題を解決したり、作り出したりすることができると思います。逆を言えばそういった肌感覚がわからない人とビジネスをするのは危険、という野生の勘すらあります。

楽しもう

ここには会議を聞きながら日本のメールや科研費の申請書を一生懸命書いている人はいません。もちろんものすごく疲れている人や寝心地のいいソファでぐったりとダメ人間になっているスタートアップもたくさんいます。「オレオレ、俺だよ俺!」って言い続けることは、日本ではものすごく疲れることかもしれないけれど、楽しむしかない。お祭りともまた違う、発露することを楽しむしかない。

特に女性がハキハキしている。彼女らは肉体的には女性かもしれないけど、生き物としては「スタートアップ」という生き物で、野生動物。小娘でもオバサンでもなく、スタートアップという生き物。「女性としてキラキラしている」とかは大嘘で、性別関係なく、キラキラしていて。

テクノロジーとかエンジニアリング、というスキルじゃないのですよね。

時には鷹のように、時には先生のように
「世の中を変えることを楽しんでいる」という一点につきます。

 

Pitchが終わった後、審査員の激しい質問を受けるわけです。

「それ何が新しいの?」

「どうやって利益を得るの?」

「過去にも失敗している例がいっぱいある」

「科学的な細かい情報はともかく、実現できるの?」

そういった質問に対して、「教授に諭される女子学生」みたいな顔をしているプレゼンは、だいたい次のステージでは消えている。

勝ち残っているのは、まっすぐ一点を見ていて、メインストリームのコンテストとは別に、「その他大勢のOpen Pitch」にまで自分の名前を書いて乗り込んでくるような生き物。どこからそんなエネルギーと時間が出てくるのか!と思います。

そもそも「プレゼンの練習」とか「質疑応答」とか「英語の発音」じゃないのですよ、何を見ているか?のほうがはるかに重要なのではないかなと。

以上、まとめますと

  1. 「目立とう精神」の連中しかいないことを忘れない
  2. デモは禁止だと言われても持っていくべき
  3. 情報がないことに腹を立てない
  4. できるだけ握手しよう
  5. 楽しもう

最終日、残りの時間(23時から朝まで後夜祭…)を頑張りたいと思います!

 

【初心者向け】SIGGRAPH ASIA 2015 Kobe登録関係まとめ

「SIGGRAPH ASIA若手プログラムリエゾン」として完全にボランティアでSIGGRAPH ASIA神戸に関する情報を発信し続けている白井です。今日は、中高生・専門・高専・大学生といった学生さんや一般の方など「国際会議に初めて参加します!」という人向けにSIGGRAPH ASIAに登録する手順を解説してみたいと思います。

★本サイトに特設したポータルはこちらです。役に立つ情報がたくさんありますのでご参考。
aki.shirai.as/sa2015/

★本エントリは「SIGGRAPH ASIA 2015 Kobeに無料で参加登録してみたら何か困った」というタイトルでしたが加筆修正して登録関係の話をまとめています。

公式の登録サイトはこちらです(料金、登録カテゴリ)。
sa2015.siggraph.org/jp/registration-travel/registration-categories-fees.html

無料で登録してみるよ。

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さまざまなカテゴリがあり、目玉が飛び出そうな値段も書かれていますが、今回の読者さんは「4. 展示会のみ」を選ぶとおもいます。10月23日までは無料ですが、以下の参加権利が含まれているようです。

え!CAFが含まれているんですか!これは世界中から集められたアニメーションの上映会が無料で見れてしまうということです。どんな作品が上映されるのか!YouTube上でカッコよく編集されたとれトレイラーが公開されているので見てみたいと思います。

手描きあり、3Dあり、VFXあり、ゲーム・映画のメイキングありの盛りだくさんです!個人や学校、小規模制作のショートフィルムも多いのが特徴です。これは楽しみ。チェアの塩田周三氏のインタビューもあるのでご紹介。

え?英語が流暢すぎてわけわからない?ご心配なく。日本語の安生健一氏(オー・エル・エム・デジタル 取締役/研究開発部門 R&D スーパーバイザー)との対談がこちらにありますので是非ご参照。それにCAFは国際的なアニメーションショートフィルムのフェスティバルです。言語や文化の壁は(ないとは言えないけど)気にせずリラックスして世界最高の作品を味わいましょう。

ちなみに「Posters Presentation」は通常の国際会議におけるポスター発表です。きれいなグラフィックや数式、論文の概要が書かれたポスターを前に、研究者が直々に発表をしています。夏の北米大会のにおいては日本人が最も多いセッションでもありますので、きっとこの分野を学ぶ初学者の学生さんには大変刺激になることともいます。論文ほど何度は高くありませんが、新しさにかけては本当に新しい。「こんなことが研究になるんだ~」「来年はここに立ってやる!」という感じでワクワクしながらコミュニケーションとってみてください。私も楽しみです。ちなみに白井研究室の研究はSIGGRAPH2014北米大会でのポスターで世界3位を取ったことがあります

ところで参加資格っぽいところにこんなことが書かれています。

注意:無料でのシーグラフアジア 展示会へのご入場は、コンピュータグラッフィックス関連のビジネスでのご来場及び学生のみとさせて頂いております。会場で受付をする際にご本人確認の為、名刺や学生証などIDのご提示をお願いします。

名刺を作っていきましょう!学生さんは国際在学証明証は必要ないと思いますが学生証と名刺です。白井の経験では最初のSIGGRAPHは名刺は100枚ぐらいもっていっても損はないと思います。

さて登録開始。

票の下にあるこちらのボタンを押します。

するとこのURLに飛んでいきます。
hk1.rt-eventsolution.com/siggraph2015/index.php?CH=login

すると、「Not Yet Registered? 登録がまだの方」に続いて、「カンファレンス参加者/投稿者」「グループ登録」「展示会来場者」「展示者ログイン」の4つのカテゴリが表示されます。初めての人にはとってもわかりづらい。英語で理解する&消去法で判断する限りでは「展示会来場者」に該当すると思います(発表者は一番上)。

さて、次のステップです。
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招待・割引コードは持っていませんので「Next」を押して次へ。
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続いて「メンバーシップ」です。これはACM SIGGRAPHやEuroGraphicsなど連携学会の会員であるかどうかを聞いています。このページを読んでいる人はおそらく会員ではないでしょうから「Next」を押して次へ。

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「Personal Details 登録者情報」の入力です。「英語で入力してください」と明記があるので頑張って入力しましょう。
初めての英語での登録者のために間違いやすいところをメモしておきます。

  • Title:敬称です。Mr, Ms, Dr., Prof. から選べます。先生と呼ばれるのが好きな人でなければ性別でどうぞ。
  • First Name:下の名前。最初の一文字を大文字にします。
  • Last Name: 苗字。ファミリーネーム。国にもよりますが、全部大文字で書くと名前であることがわかりやすいです。
  • Job Title: ご職業。白井は准教授なので「Associate Professor」としていますが、この手の情報はバッジに印刷されることが多いのであまり長いのはお勧めしません。「Student(学生)」「Artist(アーティスト。何のアーティストかは書いたほうがいいかも)」「Researcher(研究者)」「Engineer(エンジニア)」などなど。
  • Organization: ご所属です。自分の所属組織を英語で確認するチャンスです。なおフリーランスの人は「Individual(個人)」とか表記するとよいのでは。
  • Address: 市町村以下の住所を下から書きます。最後のカンマ不要。
  • State: 日本には州がないので不要です。
  • Postal Code: 郵便番号ハイフンなし
  • Country: Japan
  • E-Mail: 今後もSIGGRAPHからの情報を受け取りたいアドレスをご登録ください。
  • Phone, Mobile Phone: 国際表記ですので国番号「+81」からはじめて、ご自分の電話番号の最初のゼロを取ってハイフンなしで記入します。SIGGRAPHがこの電話番号を使って何かすることはまずないと思います。
  • 「I agree 同意する」: チェックします
  • Password, Verify Password: 以後、このシステムにログインする場合のパスワードを設定します。2回同じものを入力してください。

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なお、「同意」の内容ですが、以下の通りです。

当社は、正当な理由がある場合を除き、皆様の承諾を頂くことなく、皆様からご提供頂いた個人情報を、当社の関連会社及び公式運営会社以外の第三者には提供致しません。ただし、皆さまが当社経由で当社以外の企業/団体に対して情報提供、サービス提供、商品の注文、応募、仲介をご依頼いただいた場合や、それらの企業・団体が関係する展示会やセミナーの申し込みをされた場合などには、当該企業や団体に個人情報を開示・提供することがあります。

「当社」と書かれているのはケルンメッセ(ドイツのエキスポ会社で、SIGGRAPH ASIAはシンガポール支社が実施しています。日本法人もあります。)です。基本的にエキスポ出展者に自分から個人情報を出さない限り勝手に使いません、ということです。「こういうのわからない、こわい」という人は登録するメールアドレスをDM受信用のアドレスにしておけば何の問題もないと思いますよ。

さて次へ…あれ?

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The Email address had been registered!

If you have previously registered with us, your information may still be in our database.
Please login here to complete your registration.

この状態から先に進めなくなってしまいました!

Here」にはログイントップへのリンクがあり、メールアドレスや登録したパスワードを入力しても入れませんでした。

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さらにパスワード再発行を試してみましたが、届いたメールが…。

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パスワードが空白文字列なのですが…(もちろん試してもログインできない)。

皆様無事登録できているのでしょうか??それとも発表者なのに無料登録fを試した私に罰が当たったのでしょうか…?ちょっとケルンメッセさんに問い合わせてきます!

無事登録できました!

どうやら私のメールアドレスで別カテゴリの登録があったようです(企業出展者と学会発表者)。団体登録などで事前登録となった人もパスワードがないため同様の問題があるかもしれません。

別のメールアドレスで試したら上手くいきました!

シアターチケットの初日がもう売り切れているようです(10/23)!
白井は、展示もあるので遅い時間を申し込みました。
Electronic Theater Ticket (4 Nov 2015, Wednesday | 19:00 – 21:00)

それからレセプション(公式懇親会)も11月3日(火)の午後7時から9時に開催されますので申し込みました。
※10/28現在、「単体でのレセプションチケットは完売しました」との表示。残念。

なお、有料の部分はクレジットカード決済のみ受け付けているようです、本人名義でしか支払えないようなので、それ以外の決済方法があるかどうか問い合わせてみたところ、やはり登録者本人のクレジットカードが必要とのことです。クレジットカードがない方の場合は、会場の受付カウンターにて現金でご購入頂く事になるそうです。なお、無料登録だけであればカードは不要なのでまずは10/28までに参加登録をすることがおすすめと思います。

ます。

申し込みは今すぐ!

■ SIGGRAPH ASIA 2015オンライン登録が28日(水)まで延長となりました!

register button
*オンライン登録は10月28日(水)19時迄です(日本時間)。

日本語情報ポータルはこちら

aki.shirai.as/sa2015/

 

SIGGRAPH & SIGGRAPH ASIA 2015 神戸 見学ガイド(非公式版)

☆本稿,いろいろ書き足していくと思います☆

■まとめページ開設(まずはこちらへ): aki.shirai.as/sa2015/
■日本語Facebook: www.facebook.com/SA2015Kobe

地元での応援も本格的に始まっているようです!
www.facebook.com/hyogo.sangyo
早期割引は10月2日まで!その後は10月23日までが通常価格(当日より安い)です。
sa2015.siggraph.org/jp/registration-travel/registration-categories-fees.html


 

CEDEC2015が近くなってきました!
ここ数年,毎年発表者として参加させていただいておりました&賞などもいただいておりましたCEDECですが,残念ながら今年は私事都合でお休みさせていただきます.
その代り,イキのいい3年生をレポーターとして送り込みますので,うちの学生を見かけたら是非いろいろ対話&体験させてあげてくださいね.

関連して,ゲーム関連企業の方から「SIGGRAPH ASIA 2015(神戸)ってどうなの?」という相談をされることが増えてきました.夏のSIGGRAPHももうすぐ開催ですしね.
というか自分,「若手プログラムリエゾン」というお役目をいただいているのでした!
(もうちょっと働かねばと思うのですが,まずはこういった非公式版ガイドを書くのも大事な仕事とと思います)

まずは宿確保しましょう

まずSIGGRAPH ASIAは世界最大のコンピュータグラフィックス&インタラクティブ技術の国際会議SIGGRAPHのアジア版(以下SA)です.
毎年,シンガポールを中心に(偶数年)アジア各地(奇数年)で開催されていますが,6年ぶりに日本で開催です.前回は港町・横浜で開催されましたが,今回も港町・神戸が開催地に手を挙げてくださったそうで,神戸開催となりました.

【シーグラフアジア2015カンファレンス&展示会 会場】
シーグラフアジア2015は2015年11月2日から5日まで神戸国際会議場・国際展示場にて開催されます。
〒650-0046 兵庫県神戸市中央区港島中町6-9-1
神戸国際会議場・神戸国際展示場

そういえば,横浜でのCEDEC開催はまさにこのSIGGRAPH ASIA 2009がきっかけになったものと推察します.CGやアニメーションで経済を刺激しようという横浜市の思惑,東京電車エリアに大型カンファレンス会場がない,という開催側の需要にうまくマッチした形です.

■SIGGRAPH ASIA 過去の動員実績

2014年 – 深圳(中国)︓来場者5,968、出展者45社
2013年 – 香港(中国)︓来場者6,078、出展者96社
2012年 – シンガポール︓来場者7,000、出展者130社
2011年 – 香港(中国)︓来場者7,734、出展者122社
2010年 – ソウル(韓国)︓来場者9,000、出展者102社
2009年 – 横浜(日本)︓来場者6,424、出展者71社
2008年 – シンガポール︓来場者3,389、出展者81社

■製品やサービスを売るだけではなく地元の若い人々との接点を作る場所

上記の表を見ると,韓国の動員が大きいですが,地元の中高生へのアプローチがあったためと記憶しております.当時のつぶやきから.

yfrogのおかげで写真が残っていないのは残念ですが,制服の地元中高生がSIGGRAPHのExhibition会場を埋め尽くす様子はインパクトがあり,本分野への未来への投資を感じました.

日本は前回の6000人台を超えられるかどうか?に注目が集まると思います.関西のCG,グラフィックデザイン系の専門学校や人材系の企業ブースが増えることが大事ではないでしょうか?

 

さて国際会議で行く神戸はこんな土地です.
・京阪奈からアクセスよし
・ホテルはキャパ少なく取りづらい,時期によってはUSJのおかげで本当にとれない.
・ゆえに宿高い
・新神戸駅はアクセス最高というわけではない
・頑張れば東京圏日帰りも不可能ではない
・医工学関係の研究や産業,カンファレンス強し
・温泉有り,ビーフ有り!
間違ってたらごめんなさい.ご指摘いただければ補強します.

まずは宿確保しましょう

というわけで,自費だろうが社用だろうが,参加する予定がある人は,今すぐ宿予約したほうがいいと思います.
実施会社であるケルンメッセさん&近畿日本ツーリストさんのご配慮で,ホテル予約プログラムが走り始めました.まずはこちらをどうぞ.
www.ec-knt.jp/SIGGRAPH/ja/index.html
見たところ,Hotels.comよりは安くて数が多いと思います!少なくとも暴利ではない良心的価格.

何を見るべきか?

とあるゲーム開発会社の中間管理職の方から「うちの若い衆,英語全然ダメなんだけど,SA神戸って見に行って何か役に立つの?」質問をいただきました.

YesかNoでいえばYesだと思います.
7月末時点,SA神戸すべてのプログラムが公開されていませんので,夏のSIGGRAPHを使って説明します.
まずは夏のSIGGRAPHの開催イベント一覧…英語ですねすみません.
アップデートとしてはBlogのほうが見て面白い,わかりやすいと思います.

もっとわかりやすい資料としてはYouTubeのSIGGRAPHチャンネルがあります.
www.youtube.com/user/ACMSIGGRAPH

SIGGRAPH 2015 – Computer Animation Festival Trailer

SIGGRAPHの歴史の中でも一番魅力的な,ショートフィルムのフェスティバル(Computer Animation Festival: CAF)です.CAFだけの小部屋上映会がありそれだけにアクセスできるチケットあります.アート系の人は必須必見ですが,技術系の人はElectric Theaterがその傑作選で2時間ぐらいで一気に見れますのでそちらでもよいかもしれない.いずれにせよ公開前・公開直後の映像やメイキングが一気に見れるのが価値有ります.DVD(USB)には商業映像は収録されないことが多いです.いわゆる商用Blurayパッケージのボーナストラックになるような映像だからでしょうか.

SIGGRAPH 2015 Dailies Trailer

日々面白いものを紹介するセッションです.論文にはなりづらい,商業系映像・小規模製作のメイキングが多いです.

SIGGRAPH 2015 – Real Time Live! Trailer

ここ3年ぐらいではじまったリアルタイム自慢大会です.ゲーム関連&大学の研究のリアルタイムデモを含めたプレゼンショーで,大ホールでやります.プリレンダー系の技術が多い中,リアルタイム・ゲーム関連の人は必見です.私と西川善司さんが最前列にいることが多いでしょう(笑).

SIGGRAPH 2015 – Emerging Technologies Trailer

通称,E-Tech.白井が20年ぐらいにかけて中心的に参加してきた分野はこちらですね.VRやインタラクティブ技術などの革新的な技術をデモするゾーンです.デモだからと言って甘くはないです,これはここに来ないと体験できない.論文と並んで,世界の頂点の一つです.フランスLaval Virtualとの交換作品もあり,日本のVRの研究者の活躍も目覚ましく,国際VRコンテストIVRCからも今年は2件採択されていますが,MicrosoftやDisney Research,NVIDIAなどの最新技術,技術者と直接接する機会があるのも重要と思います.

SIGGRAPH 2015 – Technical Papers Trailer

SIGGRAPHの中でも頂点オブ頂点になるのが,この技術論文(Technical Papers)の関連セッションです.全部で100件近い採択がありますが大変興味深い,一方で前提知識なしでは大変キツイ.
そのため,初日夜にTechnical Papers Fast Forward(PFF)という「1件30秒」というフラッシュプレゼン大会があり,これがまた面白わかりやすいです.
OpenGLの安藤さんが毎年日本語解説をまとめられておりますので必見です.
www.andoh.org/2014/08/siggraph-2014-papers-fast-forward-day1.html
また,会期前半にはCoursesという,前提知識理解のための予習復習セッションがありますので,部下に「この分野について調べてこい!」というのであれば大変役に立ちます.

そういうわけで,「見てわかる」という意味ではどんな言語レベルの人も価値はあると思います!
以下,まとめますと

英語全然ダメっすというひとでも大丈夫そうなプログラム
Art Gallery, Emerging Technologies, Exhibition,
Awards Presentation,
Computer Animation Festival-Daytime Selects,
Computer Animation Festival-Electronic Theater,
Dailies, Exhibits Fast Forward, International Center,
Real-Time Live!, Studio, Technical Papers Fast Forward

専門の分野であれば何とかスライド読める人向け
Courses, Exhibitor Tech Talks, Keynote Session,
Production Sessions, Talks,

かなり専門家向け
Technical Papers (分野による), Art Papers(発表による), Panels(話題による), Making @ SIGGRAPH 2015

熱意があれば無駄にならない、日本語OKな交流系
Birds of a Feather, Posters, Reception
CV用意してくる、就職市場が何を求めているのか知る
Job Fair
→フリーランスで仕事探している人,映像系アーティストなどは絶対準備していったほうがいい!

■ SIGGRAPH(米国)におけるJob FairのポータルであるCreative Heads
CANONやSEGAなど日本企業に加えて海外の研究系企業のロゴも見えます.そして値段は4000USD~.日本は求人サービスあるんだろうか?

そのほか,毎年,中嶋正之先生と共著で執筆している「SIGGRAPH見聞記」がお役に立てると思います(映像情報メディア学会誌).CiNiiにいくとPPVで買えますね.
ci.nii.ac.jp/naid/110009892012

どの参加カテゴリーで登録

SIGGRAPH,SAには複数の参加カテゴリがあります.
どのRegistration classにするべきかはご予算次第で,個人でお金に糸目がないなら「迷ったらフルカンファレンスでいいんじゃね?」ということでいいと思いますが,日程や予算に限りがある人は選んでもいいと思います.

SA神戸の登録カテゴリと価格が公開されていますので紹介しておきます.時間があったら解説もしてみたいと思います.
sa2015.siggraph.org/jp/registration-travel/registration-categories-fees.html

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個人で,本当にお金がないんです,という人でも1000円から参加できます.必見のシアターを加えても5000円です.シアターはダイジェストですが,見れる本数と内容から考えると,映画たくさん見るより安い.これは行かないほうが損というものですよ!

 

なんと展示会のみのチケットでもCAF(アニメーションフェスティバル)とExhibitionと基調講演にアクセスできてしまうという大盤振る舞い.Postersもたくさん人が来る可能性があって発表者にも利益ありますね.
なんと展示会のみのチケットでもCAF(アニメーションフェスティバル)とExhibitionと基調講演にアクセスできてしまうという大盤振る舞い.Postersもたくさん人が来る可能性があって発表者にも利益ありますね.

 

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なんと団体割引もあるんですねえ

 

 

上司の上司のための説明資料としては「Reason to Attend」という資料がありますので,英語読解力のチェックのために翻訳させるといいと思います.これが翻訳できないとなると本当にビジュアルしか見れないことに…それでも価値はあると思います.

 

忘れちゃいけないExhibition

Exhibitionとは企業展示・機器展示です.
見学側としては「機種選定,決定権がある」もしくは「推薦する立場」の人は是非見に行ったほうがよいと思います.
またCG関連企業の経営者さんは,社員旅行だと思って大挙してExhibitionに出場するのがよいと思います.そういうフェスティバルなんですよSIGGRAPHは.
「うちの会社は日本市場しか見てないよ!」という企業さんも参加してみる価値はあると思います.東アジアのコンペチターは日本語をよく勉強していますし,日本市場を狙っていますので,そこにぽっかり穴をあけるのはよくないです.
逆に「アジアのCG業界で一目置かれたい!」という企業や大学等研究機関にとっては,これはめったにないチャンスです.
CEATECやInterBee,IVR展のような客層と少し違う,しかし出展費用はそこまで高くない.
早く判断して宿代を安く済ませることができれば,もしくは関西近郊であれば,なおさらだと思います.

ちなみに白井研究室はExhibitionにも参加します!富士通SSL社と並んでブースを出しますよ!

こんな折,実行委員長の北村先生からメッセージをいただきました.

SA15プログラムにはいずれもそこそこの数の投稿があり,レベルの高いプログラムが組めそうな状況が見えてきております.皆様のご尽力に感謝いたします.

一方では,Exhibitionの盛り上がりはあまり伸びがないように聞こえてきます.
Exhibitionはその国/地域のCG産業の盛り上がりを感じるのにもっともわかりやすい場だと思います.
たとえば,

・映像関連(オリンピックに向けて仕事がほしい/人がほしい)
・電機メーカー(VR関連の新規事業,コンシューマエレクトロニクスなどでのアジア圏でのプレゼンス)
・ゲーム関連企業(人がほしい!/知名度あげたい/ファンサービス)
・IT関連企業(社員活性化,異文化を体験)
・ベンチャー企業(知名度向上,アジアでのパートナー掘り起し)
・学校(高専,専門学校,大学等)/研究所(社会周知,発信)
・自治体(LavalのようなVRで町おこしをうちの自治体でもやりたい!)
などなど,大きなチャンスだと思います!

実はExhibition参加は大穴かもしれない

ケルンメッセさんから以下のような情報が届きましたので紹介します.
—-
★★★ 出展者&スポンサー募集中 ★★★

最終出展申込締切:2015年7月31日(金) お急ぎ下さい!

◇ シーグラフアジア史上最大規模での開催!
◇ 国内出展でありながら海外への情報発信も強力にサポート!
◇ 50超の国と地域から来訪する7,000人以上の業界関係者とダイレクトに商談!
◇ これまでの関係強化はもちろん、新規ビジネス構築には欠かせない基盤!

スタートアップ・ベンチャー企業様向けのプランもご用意しております。
詳細は事務局までお問合せ下さい。

最終出展申込締切:2015年7月31日(金)まで お急ぎ下さい!

ご出展・スポンサーシップに関するお問い合わせ
a01.hm-f.jp/cc.php?t=M260918&c=6287&d=4cd0

★★★ 助成金を活用してシーグラフアジアに出展! ★★★

J-LOP+(ジェイロッププラス)  ⇒ plus.j-lop.jp/

平成26年度補正予算による助成金制度、J-LOP+(ジェイロッププラス)。
海外展開に必要な「映像素材等のローカライズやプロモーション」を行う事業者に対しての助成金制度。
お申込の条件、要件、対象費用、手続のルール等はJ-LOP+へお問合せ下さい。

経産省が応援するクールジャパンからの流れですね.

J-LOP+は、平成26年度補正予算による「地域経済活性化に資する放送コンテンツ等海外展開支援事業費補助金」を活用し、海外展開に必要な「映像素材等のローカライズやプロモーション」をおこなう事業者に対し、補助金を交付することにより、日本のコンテンツの海外展開を支援し、「日本ブーム創出」にともなう「関連産業の海外展開の拡大」や「訪日観光等の促進」による地域経済活性化につなげることを目的としています。
J-LOP+は、平成26年度補正予算による「地域経済活性化に資する放送コンテンツ等海外展開支援事業費補助金」を活用し、海外展開に必要な「映像素材等のローカライズやプロモーション」をおこなう事業者に対し、補助金を交付することにより、日本のコンテンツの海外展開を支援し、「日本ブーム創出」にともなう「関連産業の海外展開の拡大」や「訪日観光等の促進」による地域経済活性化につなげることを目的としています。

ちなみにJ-LOPは鳥取県 とっとりマンガ王国と「Manga Generator」のコラボレーションによるワールドツアーでもお世話になっております.
SIGGRAPH ASIA 2015神戸に会社丸ごとで出展するナイスな助成金ではないでしょうか.

公式資料から紹介

ご厚意で,ケルンメッセさんから出展者(Exhibitor)向けの資料をいただきましたので共有します.

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来場者見込6400名です!

 

来場者の属性
アニメーション関係が多いとのことですが,学生がメインの参加層であることは見逃せません.

 

来場者の購買決定権保有者および関心
来場者の購買決定権保有者および関心

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出展タイプと出展参加料金
米国SIGGRAPHに4000USD出すよりは,渡航費やその後のフォローも考えるとかなり安いんじゃないでしょうか?日本に来たい海外の才能を発掘するという上でも,日本のとんがった才能を発掘するという上でも.

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米国SIGGRAPHに4000USD出すよりは,渡航費やその後のフォローも考えるとかなり安いんじゃないでしょうか?日本に来たい海外の才能を発掘するという上でも,日本のとんがった才能を発掘するという上でも.

まとめ・フィードバック募集

以上,査読や執筆で超忙しい中,駆け足でまとめてみましたが,関連情報などあればまた加筆したいと思います.

質問などありましたらTwitter(@o_ob)等でどうぞ!

特に「上司にこういう質問された,こういう情報ほしい!」など歓迎です.

中学高校高専,専門学校,大学等の学校団体で見学されるかた,こちらも歓迎!

直接ケルンメッセさんにお問い合わせください,その際ご一報いただいて,ケルンメッセさんにも「白井先生のBlog見ました」と言っていただけるとよいフィードバックになると思います.
☆白井はケルンメッセが儲かってもあまりいいことはありませんが,中高生も含めた若手の参加が期待できるためにはSA神戸&SIGGARPH自体が盛り上がってほしい,その想いで筆を執っております☆
See you in KOBE!!

 

 

OpenStreetMapを使ったWordPressでのまとめ地図の作成

相模Ingress部および,どこでも地図の中核になる
SagamIntellマップの生成・表示に成功しました.

ingress.sagamiharacitymuseum.jp/sagamintell/

いわゆる「まとめ地図」です.

 

手順は以下の通り.

(0) OSM (OpenStreetMap)をインストール

wordpress.org/plugins/osm/

(1) 投稿を作る,メール投稿でも可

(2) 右上の表示オプションから「カスタムフィールド」をON

(3) 投稿本文の下のカスタムフィールドに新規追加して「OSM_geo_data」というキーワードに対して「35.37898,139.3832」などのGPSデータを打ち込む.

★このGPS情報は,OSMのプラグインを使って「GeoTag」を選べば座標は取得できる.

(4) マップを表示したいページ(上記例だと固定ページ)で以下のようなタグを書けばよい.

 

 

Amazonギフト券の贈り方

昔・図書カード、いま・Amazonギフト券

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学会のお仕事をしていると、昔は原稿料の謝礼などは図書カードで貰ったものです。

なぜ図書カードかというと、書籍を買って勉強しろ、という意味なのかもしれないですが、
実際の学会事務局のオペレーションを学ぶと、理由は簡単「人件費を払いたくない」からであることがよくわかります。

原稿料や講演謝礼など、いわゆる謝礼は所得税がかかります。
ちなみに国税庁によれば5万円以下であれば源泉徴収する必要はないのですが、
平成25年度は復興特別所得税などがあり、100万円以下は10.21%と、大変計算しづらいです。平成26年以降は消費税も変わりますし。

額面によって源泉徴収されるとかされないとか、を考えて規定を作ったり、分割したりすると、それこそ不正会計や脱税を疑われてしまいかねません。

なので、いつも書籍や消耗品として謝礼をニコニコ明朗会計するために図書カードなどで払うのが楽なのでしょう。
(他の理由もあるかもしれないですが、個人的趣味とか。)

一方で、図書カードは書店でしか使えないです。同じ図書を買わせて勉学に勤しんで欲しいという券ならAmazonのほうが利用の範囲も多いでしょうし。
しかも、図書カードと違って、Amazonギフト券は郵送する必要すらない、メールでコードが届き、購入時にアカウントにひもづけることができます。
郵送コスト、封筒代、発送時間、個人情報保護の観点や、異動が多い若い学者には大変有益な金券類と言えます。
ということでAmazonギフト券を学会の謝礼として使うことは今後益々増えていくと思います。

どうやって送るか

まずAmazonに支払いたい個人、もしくは学会/会社等のアカウントでログインする。右上の「アカウントサービス」をクリックします。

たくさんある「支払い方法の設定」の右側(画面中央)に「Amazonギフト券を購入する」というリンクがあります。法人向けのリンクもありますが、ここでは個人用で解説します。

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※ちなみに、ギフト券にはAmazonアフィリエイトは採用されていないようです、残念。このページのリンク類はAmazonの実際のサービスにリンクしていますが、将来的に同じURLかどうかは保証しないので、その都度探ってください。

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コンビニ等で見かけるカードタイプ以外に、印刷タイプとEメールタイプがあります。

ここでは自由に画像をアップロードしてカスタマイズできる「Eメールタイプ(New)」を選択してみます。

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あとは、画像を選んでアップロード、メールアドレスを書き、本文をかけば良いのです。メールを書くのとおなじ感覚ですね!

・画像は横長が良い(フォーマットはJPEG,PNG等。サポートされている最大サイズは 4000 x 4000 ピクセルまで)、もちろん無くてもOK。

・メールアドレスは複数指定できる(カンマ区切りもしくは改行)

・本文は共通の作文が送られるので上手く作業を分けると効率よく送ることができる(送付管理や領収書は別々に発行される)

・保存後、支払うまでは修正可能

作ってみるとこんな感じになりました。

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「注文に追加」ボタンを押すと、右側にストックされ、編集および削除ができます。これは普段のAmazon買い物カートより使いやすいのでは…。

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レジに進んで、クレジットカードを指定します。

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あとは「注文を確定する」ボタンを押すと購入&送信です。

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メールにて領収書が届きます。

「未使用で有効期限内であれば、修正し再送することができます」とあります。

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アカウントサービスから「注文履歴」を見ると、上のようなステータスを見ることができます。既にアカウントにひも付けされて購入代金として充てられる状態になると「発送済み」から「使用済み」になります。メールアドレスの間違いなどもありますので、「注文の詳細」から「別のEメールアドレスに再送する」というコマンドは選べます。その際、セキュリティ確認として、クレジットカードの番号を要求されます。

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開封されると、このようなメールが届きます。

さらにアカウントにひも付けされたときに、返信メールをAmazon経由で送ってくれる先生もいらっしゃいます。

以上でマニュアルは終わりです

今回はクレジットカード決済によるEメールタイプですが、他にも法人向けサービスとして大口決済、カードタイプなどもあります。

研究者もアンケート謝礼などで活用する方法もあると思います。予算管理もしやすくなりますね。

以上でマニュアルは終わりです。お気づきの点があればご指摘ください。

※聡明な読者はお気づきと思いますが、このブログエントリーはマニュアルです。忙しい合間に必要があって、とある学会事務局向けにWordでマニュアルを書いていたらちょっと悲しくなってきたので、いつもどおりBlogにさせていただきました。

【参考】 謝礼にAmazonギフト券を使用している学会(非公式情報)

・日本VR学会
・芸術科学会(学会誌DiVA編集協力謝礼)

他にもあれば情報いただければ幸いです。