https://twitter.com/o_ob/status/758856226016854016 2015年2月ごろ、とあるコンビニで買える系のムックなどを出されている出版社向けに企画した内容です。 要は企画が流れてしまった、ということです。残念。 まだ市場としては熱い部分もあると思いますので、これは!と思う気概のある出版社さんがいらっしゃいましたら、ご相談ください。 書籍の企画書に興味があるという人もいらっしゃるでしょう。まあこれという書式があるわけではないそうです。 なお、この企画書をパクったり、一部を真似て似たような本を出すことは可能と思いますが、そういうことをしてもコアなIngressファンには嫌われて、この本は売れないんじゃないかなと思います。 むしろ、一緒にこの本書きたい!表紙も描きたい!インタビューされたい!という人を探したい思いです。 それを支えて出版してくださる方を探しています。 (まあ電子書籍でも出すかもしれない、それでは意味がないのですけど) — ■書籍企画案 「ゲームが世界を動かす!『INGRESS』」(仮題) Ingress, a game which moves the real world. 世界1000万人以上が熱狂し、社会現象になりつつあるARゲーム「INGRESS」 INGRESSが社会をどうかえていくか?何が起きているか?に迫る日本初の書籍 【著者】白井暁彦(エンタテイメントシステム研究者・神奈川工科大学 情報学部 情報メディア学科 准教授) 【取材対象者】(非公開) 【判型】A5判 並製   【価格】1500円 【構成】全160ページ、ソフトカバー、前半16ページフルカラー 【発売時期】2015年7月 【初版部数】6000部 【企画概要】 世界で1000万人以上がプレイするGoogleが開発したARゲーム『INGRESS』。 そのINGRESSをテーマに、ゲーム性、経済、地域、アート、社会、マンガ、社員、家族…そしてあなた自身。それぞれの人々が、社会が、世界が変わるゲーム、このゲームは「なぜ面白いのか?」「今後の動きが見逃せないのか?」をエンタテイメントシステムの研究者がわかりやすく分析する。 【著者プロフィール】 エンタテイメントシステム研究者。画像工学、メーカー、国際的なゲーム開発などを経験し、東京工業大学総合理工学研究科 知能システム科学専攻にて子ども向け触覚エンタテイメントシステムの研究で博士(工学)を取得(2003)。NHK-ESにて次世代コンテンツのためのバーチャルセットの研究、2004年末よりフランスLaval市にてVirtual Realityによる地域振興に参加、2008年より帰国し日本科学未来館にて科学コミュニケーター、2010年より神奈川工科大学情報学部情報メディア学科において、ゲームクリエイターや科学館・博物館での展示物開発、メディアアーティスト育成のための教育研究に従事。代表的な研究に多重化隠蔽映像「Scritter」「ExPixel」など。工学的なものづくりや展示物、作品プロデュースだけでなく、エンタテイメントとその技術が将来にわたって意味のある存在であるためには何が重要か、という原理的な整理や歴史、哲学、理論化などの研究も行なっている。著書「WiiRemoteプログラミング」、「白井博士の未来のゲームデザイン―エンターテインメントシステムの科学―」。レベル10緑。首都圏ランキング最高10位ぐらい。メディアアートとしてIngressを教え、学生や相模原市立博物館とともに「相模Ingress部」を結成し、初心者向けイベントなどを開催している。 ■参考 ・【先生がガチ】研究室の学生と博物館職員がIngress部を立ち上げるまで(Ingress速報・2014年12月26日) http://ingress.blog.jp/archives/19432501.html ・なぜ相模Ingress部は研究で、相模原市立博物館の活動なのか(相模Ingress部・2014年12月22日)http://ingress.sagamiharacitymuseum.jp/2014/12/22/about-research-of-ingress/ ・部員手帳(一般向け情報、用語集など) http://ingress.sagamiharacitymuseum.jp/2015/02/11/ingressbookletv22/ 【読者ターゲット】 コアなファンに加えて、すでにINGRESSをインストールしたが面白さが分からない層、これからINGRESSを活用したい地方自治体や企業のPR担当者、マーケティング担当者など。交通タイムス社のクルマ雑誌の読者かつ家族サービスでドライブするネタに餓えている男性、ダイエットに効く、というが独りで始めるのが怖い女性(既婚含む)、中高生など。 コアなファンは「リアル課金」と称して、INGRESSに関連するグッズを購入することに関しての垣根は低い。コアなファンの実数としては2014年12月開催のDARSANA TOKYOの参加者5000人、2015年3月京都開催のSHONINが3000人以上と見られている。エイ出版社「flick! Digital」(2015年1月号)特集はまとまっているが、紙の本はまだない。 【構成案】(分割・統合可) 1. INGRESSってなんだ? 基本的なルール、何が面白いのか?(伊集院光さんのトークなど)、何が新しいのか? 2. INGRESS、経済を動かす 企業担当者に訊く、INGRESSとのコラボ効果とその裏。 3. INGRESSが地域を動かす 地域経済への刺激、各自治体の取り組み、相模原は東京の中央!?、博物館とのコラボレーション、実際の経済への影響 4. INGRESS、アートを動かす 世界中で展開されるポータルアート、グッズ類、文化庁メディア芸術祭エンタテイメント部門大賞受賞の理由 5. INGRESS、マンガを動かす 商業誌、同人作家などクリエイターに聞くIngressライフ 6. INGRESS、社員を動かす 各社で広がる「INGRESS部」、使うSNSが変わる、うつ病・ダイエットに効く、出社時間・通勤経路が変わる 7. INGRESS、家族を動かす ダイエットに効く、家族サービスに効く、INGRESSをテーマにしたドライブ(安全なプレイの仕方)など 8. INGRESS、あなたを動かす INGRESSをはやらせよう(公式FirstSaturdayイベントの開催方法)、ランキング入りを狙おう、今から始めるINGRESSなど。情報メディアとゲームを使ったゲーミフィケーションの可能性など。 【コラム案】 ・上級者インタビュー ・公式グッズ紹介 ・ユーザー制作グッズ紹介   ・珍ポータル紹介 ・動かないINGRESSなど珍プレイスタイル紹介  ・トラブル集(不審者対策、HOでのトラブル) ・何がゲームオーバーなのか? ・マンガ紹介 ・INGRESS割 ・昼休みINGRESS食べ歩き ・INGRESS情報サイト ・コミュニティの探し方 【取材予算、執筆料】 執筆料は、10%印税を基本にご検討ください。インタビューお一方につき取材費を3〜5万円+交通費等の取材費(海外の場合は別途検討します)。テープ起こしなどでご協力いただける方を紹介いただけると原稿が早く上がってよいと思います。 ☆企画書執筆(2015/2月)時点の条件です。ワークフローと出版社と共著者と契約書さえ大丈夫なら大幅なディスカウントもあり得ます。 【注意事項】 INGRESSおよびロゴはGoogleの登録商標です。書籍タイトルとして許可が出なかった場合は「スマホゲームが世界を動かす」といった感じになると思います。 https://support.google.com/ingress/answer/2924461?hl=en 【記事サンプル】 ▪️代替現実ゲーム「Ingress」で魅力的なまちづくり ―プレーヤーも、観光客も、地域住民も喜ぶためには Part1 ゲームが観光客を連れてくる!? https://www.kankou-seisaku.jp/ksk/jsp/kankous/st?n=87&d=1 (公開以後アクセスランキング1位でしたが、5/19現在、有料会員のみの記事になってしまったようです) このブログのエントリーが人気になるようでしたら他にも原稿公開していこうかなと思います。 共著も歓迎です。