ルカかるかった・ちちちち

Chichi2.jpg

さっそく駄洒落で某まいみくに対抗なんですが。
これから意図して育児ネタを書いていこうと思います。
まったく興味の無い人は軽くスルーしてくださいな。
ルカは、3週間はやく生まれただけあって、体重2.76kg
B5ノートパソコンより、ちょっと重いぐらいです、感覚的にはマクラぐらいの重さですが。
出産直後の入院中でも、体重は減り続け…
1日入院が伸びてやっと体重が2.6kg近辺になったところで退院。
基本は母乳育児、フランスではめちゃくちゃ珍しい布おむつで挑戦しています…
が、やはり体重が上がってくれない。
母乳はどれだけ飲んでるか判りづらい。
吸うのもあげるのもテクニックがいる。
乳腺炎とかもめちゃ痛いし(嫁が)。
そもそも、飲んでいる乳の量がいまいちなので、腹持ちも悪い。
夜中の授乳は1時間から1時間半おき。
しかも母乳しかだめってことは、嫁は眠れない。
というわけで、粉ミルク、通称・父乳(ちちちち)を提案。
薬局では新生児用の体重増加ミルクなどもあったので使ってみる。
これで夜中は1名は安眠、体重も少しづつだけど増えてきた。
しかし3kgの壁は大きかった。
市役所の保健婦さんも週2日も、タニタの新生児用体重計を持って、様子を見に来てくれてました。
(まあ他には雑談だけであまり役には立たなかったのですが…)
最初の1週間使ったミルクは終わってしまい、同じブランドの4ヶ月以下スタンダード用に切り替えてみた、でもこれはあまりよくなかった。
母乳に比べて哺乳瓶は飲むのが楽なので、ごきゅごきゅ飲むんだけど、なんだかこのミルクは腹持ちがとても悪いみたい。10分もするとまた泣き出す…食欲があるのはいいんだけど…これはたまらない。
別の薬局で症状を説明したら「このミルクがいいわよ」と紹介される。なんだか野生の勘で(注・フランス暮らしが長いので、薬局でこの手の薦められ方をしたときによかったためしがあまり無い)、栄養構成を確認。薬剤師に資料提供してもらい、細かい違いを聞き出す。
とりあえず新しいカンは買わずにコンポーザン(栄養構成)だけメモして別の薬局へ。
…で、別の薬剤師が驚く。
「これを書いたのは誰!?これは太りすぎの赤ちゃんが食欲を抑えるためのミルクよ!!あなたの場合は逆!!」
うーん。やっぱり。
確かに夜中に何度も授乳するのは問題だけど、基本的な問題は「体重が増加しない」ってところですので、最初の薬剤師は間違いですね。
まあ結局、ミルクの構成を自分で理解しながら比較するという基本的なソリューションに出ることに。
スーパーマーケットに行って、全てのミルクメーカー、製品のカンの裏に書いてある、エネルギー(KJ/Kcal)、タンパク質、脂質、炭水化物などを比較。エネルギーは普通2000KJ、高いもので2100KJ、製品ごとの違いは特にタンパク質と糖質に問題があって、高いものは水溶性タンパク質が配合されていることが多い。一般的には糖質の構成の違いで味の違いが出る。
まあそれはともかくルカが飲んでくれないと困るので、飲んでくれるミルクの構成を比較。

■飲んでくれるけど腹持ちが悪いらしいミルク
「Guigoz 1er」 (100gあたり)
 熱量 2145KJ/513kcal
 タンパク質 13.9g中
  カゼイン(77%) 10.7g
  水溶性プロテイン(23%) 3.2g
  その他
 炭水化物 52.4g中
  ラクトース 36.4g
  Dextrine-マルトース 16.0g
 脂質
  100%植物性油脂 27.5g
  リノール酸 0.41g
  αリノール酸 0.5g
 水分 3.0g
 ミネラル 3.2g
 以下、ビタミン(A,D,E,K,C,etc…)などは各社大きな違いなし。
■まあまあいい感じなミルク
「Nestle NIDAL NOVAIA 1」 (100gあたり)
 熱量 2171KJ/519kcal
 タンパク質 9.5g中
  カゼイン 2.85g
  水溶性プロテイン 6.65g
  その他
 炭水化物 57.9g中
  ラクトース 49.4g
  Dextrine-マルトース 8.5g
 脂質
  油脂 27.7g
  リノール酸 0.41g
  αリノール酸 0.525g
 水分 3.0g
 ミネラル 1.9g
 以下、ビタミン。
ミルクの見た目は、ネスレのほうがさらっとしている。これはやはり水溶性タンパク質とカゼイン(=乳固形分)の違いによるものだと思う。
で、炭水化物が多くないと腹持ちが悪いってのはなんとなくわかる気がするので、夜中はこれにしてます(日本人っぽい?)。
ちちちち関係は他にもネタがあるのでまた今度。

写真はホームドクターによる検診の様子。

祝3kg超え!

息子のフランス国籍と教育についてメモ

フランスも日本と同じく血統を主とする国籍を支持しているようですが、出生による国籍取得もあります。

というわけでルカはフランス国籍です、フランス人ではありませんが。

日本大使館に出生書類を3ヶ月以内に提出すると、日本国籍を「留保」できます。

国籍法は昭和60年に改正されていますが、たぶん大きな変更は無いはずです(18歳→22歳になったのかも)。
http://www.moj.go.jp/MINJI/minji06.html

「(日本の)フレンチスクールに行けばフランス国籍を維持できる」という話も聞きました。実際どうなのかわかりませんが、確かに、フランスで義務教育を受けるとフランス国籍を取得できるという話を聞いたことがあります。

白百合、暁星などのフレンチスクール、それからJFJT(リセ・フランコ・ジャポネーズ・ドゥ・東京)も対象なのではと推測。

http://www.lfjt.or.jp/

ここによると
http://www.mcfh.net/france.htm
1993年の新国籍法により、フランスで生まれても、両親が外国籍の場合、フランス国籍をとるには以下の条件を満たさなければなりません。(2001年現在)
①16歳から21歳までの5年間に、国籍取得の申請手続きをした者
②申請時からさかのぼって5年間の間、フランスに滞在した者

と、あります。

今のところ、国籍は本人が決める問題、と考えていますが…実はフランス国籍の子供がいると、永住権取得できるんですね。

http://www.interq.or.jp/tokyo/ystation/france.html
 ●正規滞在許可証(Crate de Resident)
正規滞在許可証は10年カードとよばれる実質的な永住権。
これを取得すれば滞在・労働・商業の自由な活動が許可されます。10年ごとに更新が必要ですが、問題
なければ自動更新されます。
<申請対象者>
・通常労働許可証を取得し、更新によって5年間を経た人(6年目に申請できます)
※以前の「4年間を経て5年目に申請」から変更。
・フランス人の配偶者で婚姻実績が1年以上あり、現在も婚姻関係にある人
・フランス国籍を有する子供の親で、フランスに住んでいる人
・同許可書所持者の配偶者 
・15年以上、または合法的に10年以上(10年間の学生滞在を除く)のフランス滞在を証明できる外国人

で、永住権取得すると、現行の日本の法律だと、建前上は日本国籍は捨てねばならないようです。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9B%BD%E7%B1%8D#.E5.9B.BD.E7.B1.8D.E5.94.AF.E4.B8.80.E3.81.AE.E5.8E.9F.E5.89.87
—-
国籍選択制度による喪失

国籍選択制度とは、二重国籍者に対し一定の期限までにいずれかの国籍の選択を義務づける制度である。二重国籍を解消することを目的としており、選択がされない場合は国籍を喪失させる措置が採られる立法例が多い。

日本においては、1984年の国籍法改正の時に導入された(施行は1985年)。もっとも、日本国籍を選択した場合は外国籍の離脱に努める義務が生じるが、国籍離脱に関する外国の法制度が様々であることなどを考慮し、その後に外国籍の離脱の手続をとらないことをもって日本国籍喪失事由とはしていない。

まあ、当面はルカよりもナルの教育のほうが問題…。
あと2年もフランスにいたら、フランス永住権は見えてくるけど、日本には帰れなくなりそうだし…。

東京都内に住むなら、LFJTは魅力だなあ…。

ナルにとっては大きな環境の違いが無いし。

このまま日本の幼稚園に言ったら、カルチャーギャップが激しくて登校拒否になりそう。

2つの査読結果

育児に燃える日々とはいえ、
研究者としての仕事はあるわけで。

新規の実験、開発、執筆はお休みしてますが、
査読したり査読されたりはしていたりします。

とりあえず、いい話から。
祝・採択。

CyberGames2007
"WiiMedia: Papier Poupee Painter"; a new usage of game controller for infancy art media
http://www.coetechweek.com/cybergames/content/view/12/31/

まいみく・きょーこさんとR++さんとの共著です。
日本語だと「パステル描画エンジンと人形をかぶせたWiiRemoteをつかった幼児向け描画メディア」、といったところでしょうか。

9月10-11日に英国・マンチェスターで開催です。
まだ渡航予定が立ってませんが、まあユーロスターでも行けるし、何とかなるんじゃないでしょうか…とか。予算的には微妙に不安。上位4ペーパーは"ACM Computers in Entertainment"に載るそうですから、それを餌に…ならないか…。
いずれにせよ、英国人にはどんな英語をを書いても不安が残ります。米国人相手もそうですけどね。

それから、非採択通知。
これはどことは言いませんが、某日本の学会のトランザクション。査読が有料のやつです。

ネタは皆さんにご協力いただいたAugmented Distortionの話です。
ショックだったのは査読コメントですね。
自分も査読者だったのですが「コンテンツ系論文は技術的な展を返戻理由にしない」という申し合わせがあったにもかかわらず、査読者が技術一辺倒のコメント。しかも追求されている技術が古かったりすぎる(10年以上前の論文であれば引用可能だけど、関連の研究者であれば常識…この引用が足りないのが理由でリジェクトされるもの?)。まあともかく2名の査読者のうち、採択と非採択に割れた。採点はほぼ同じ。コメントが非採択側のほうがちょっと辛い。
で、第三査読者がまた、技術一辺倒で否定的。で落ちたと。

簡単に書くと「システムとかハードウェアが新しくない」とかいう理由。えーそれって理由になるの?そもそも論文募集で言っているようなゲームグラフィックスとか論文をまじめに書くと、既存のプラットフォームで実装した論文は論文にならないってことですよね。

そもそも自分が査読するときには、仮に「システムとかハードウェアが新しくない」と思ったって、やっぱり表現手法とかその表現手法の再現性とか、体験の新しさとか、やってみたらわかるだろうけど、そういえば誰もやってないな、とかいう論文はきっちり査読しますよ。建設的なコメントつきで。

「ダメ」というのであれば「どうダメなのか」をきっちり書かなければ、著者に失礼でしょう。仮にリジェクトだったとしても(加えて言えば査読料まで払っているわけで)。

まあ百歩譲って自分の論文構成が甘かったとしても、自分自身もボランティアで査読に参加している立場もあり、査読方針にあまりにばらつきがあったのが腑に落ちなかったので、恥を忍んで、指摘すべき点は指摘しておこう、と事務局に問い合わせたところ「エディタからのコメントがあります」というのでPDFを開いてみたら…白紙。

その後、無事テキストでエディタコメントが送られてきたので、キーボードを粉砕せずにすみましたが…。

—エディタコメント引用—

今回は,コンテンツ論文という枠組みでご投稿いただきました.コンテンツ論文では,作品の新規性,具体的には表現コンセプト・体験としての新規性を明らかにする必要があります.しかし,ご投稿いただいた論文では,提示しているコンテンツの内容,データに関して新たに制作,取得したものであることは分りますが,そのコンテンツだからこそ得られる新規体験や,そのコンテンツでなければならない必然性が必ずしも明らかではありませんでした.

他のコンテンツに差し替えてもなお有効であるという一般性の高い議論は,基礎論文や応用論文の方が適している場合がございます.論文を,技術的な基礎・応用論文として評価することも可能でございますが,カテゴリ変更には大幅な修正を要するという判断から,純粋にコンテンツに焦点を当てた評価がなされました.

複数の論文カテゴリの境界領域に位置するご研究ですので,難しい側面もございますが,今後のさらなる進展に期待いたします

—引用終わり—

うーんさすが。
エディタの先生は判ってるよな…。
まあおっしゃるとおりですよ。

しかしコンテンツに関する制作手法をコンテンツ論文に投稿してこういう返戻結果・コメントになってしまうとは、私のほうがオカシイんでしょうねえ。
「境界領域」とはよく言ったもので、もとから境界があいまいなのに、新しい価値観をもって判断していく、というのではなく、多くの学会が、過去の価値観を持って境界を明確にし他結果、混合分野の成果を「雑種第一代」のようにしてしまう癖がありますね。ハーフは産まれるけれど、その下の世代はさらに雑種になってしまう。

まあ私自身、今年はいい具合に採択を積み重ねてきているので、この論文が一遍リジェクトされたからといってめげてはいられませんが、たくさん採択されるためにはたくさん投稿するし、時には落とされることもあるってことです。

しかし、コンテンツ、科学、芸術、の融合、特に映像制作、エンタテイメント、インタラクティブ、その評価など…この研究分野を望む若者は多いにもかかわらず、まともな査読ができる人がなかなかいない、という状況はこの10年全然変わっていないどころか、ますます酷くなっているような気がします。

特に40代ではなく、30代前半~20代後半の若いクリエイターや研究者の卵が、この10年で大学のポストを得ているにもかかわらず、論文を書いたり査読したり、査読されたりする活動に積極的でないのが気になります。

メディアアートは日本でもずいぶんと市民権を得てきたように思いますが、その方法論や明文化が確立せず、経験則や個人のセンスだけに依存し、体系化、評価が不可能な状態が長く続けば、いくら「アートだ科学だ」といっても、一時の流行に終わってしまうのではないでしょうか。

まあこの辺は国によって、評価や手法の分かれるところでもありますので「日本で認められ、根ざすためには」といった制限つきの話題かもしれませんが…。

以上、微妙な話題をディープに独り言してみました。

島国の発展途上国における技術

去年のMNRV(VR専門修士)学生だったDidierからメールが来た。
Skypeメッセージもきた。
本当だったらIVRCで日本にいけていた(飛行機の確保までしていた!)学生だった。
そこそこに優秀で親日家。合気道とかもやってた。
彼は西インド諸島のハイチからきていた留学生の一人だった。
一般の日本人からすると西インド諸島?どこそれ、アジア?という感じだと思い
ますが、アメリカ南東にある島です(コロンブスらが新大陸を発見した時にここ
が「目指していたインド」だと思われていたため)。ニューオリンズから南東に
いくとキューバ、カリブ海を隔ててそのちょっと南東に位置してます。
Wikipediaとかで調べると「世界で2番目に貧しい国」とか書かれていますね。
外務省からは内乱のため渡航危険地域に指定されているようです。
過去にスペインとフランスの植民地であり、それからアメリカに占領されていま
す。島民のほとんどは西アフリカなどから連れてこられた黒人奴隷です。クレオ
ル語(クリオール語)を話す人がほとんどで、若い人はフランス語英語ともに堪能
です(米国文化もかなり浸透している)。ドミニカ共和国と同じ島なので過去に日
本人入植者と接触する機会も多かったのではないでしょうか。
まあ実際に国費で留学してきた彼らと接していて感じたことは、こういったマク
ロの概要ではわからない部分ですね。
基本的に性格は明るいです。
日本人から見ると過ぎるぐらい楽天的で能天気かも。
一般的に「発展途上国」というと「なんだか非文化的な生活をしていそう」とい
うのが日本人の抱いているイメージだと思いますが、そんなことはない、という
のが重要な点だと思います。
ちょっと話は飛びますが、地球環境の悪化を考える上で、先進国の人々だけが、
文化的・科学技術を使った消費大国であると考えるのは間違っています。グロー
バル化、植民化、発展途上国における開発、生産などにより、発展途上国の人々
も多く、最先端の技術や娯楽、消費文化を身につけています。しかも教育が不徹
底なところもあるので、考え方によっては先進国の人々よりも地球環境に負荷の
ある生活をしているかもしれません(人口が違いますので同レベルでは計れませ
んが)。
例えば、ハイチでは通年40度を超える常夏が続くのですが、彼らは室内でエアコ
ンをガンガンに使います。しかもドアや窓も全開にして「あつー」とか言ってま
す。ある夏場の日、彼らの部屋に入ると冷蔵庫のように寒い。ドアや窓を閉めて
あるのもありますが、エアコンの設定温度を見ると16度になっている。これでも
彼らは「暑い、これぐらいじゃないと冷房した感じがしない」と言っています。
アメリカで学会などに参加するとホテルや会議場は冷蔵庫のような寒さになって
いることがあります。人種か地域によって冷房と体感温度に差があるのかもしれ
ませんが、アメリカ地域ではどうも日本人やフランス人からでは「寒すぎる」と
感じる冷房が「快適」のようなのです。おそらく湿度と送風の関係なのでしょう
が…ダイキンなどの世界的エアコンメーカーはぜひこの「体感温度」に注目して
地球環境の保護に一役買っていただきたい!
話を戻すと、発展途上国だからって、先進国のインテリがやってるような環境負
荷の低いローテク生活を行ってるだろうと考えてはいけない、ということです。
技術、特にITやハイテクに対する需要と市場は明らかにわれわれと異なります。
例えば衛星インターネットやWiMAXはハイチではすでに実用され、一般家庭に浸
透しているようです。そうでなければインターネットカフェに高い代金を払う
か、高い電話代をつかってモデム接続となってしまいます。内戦の多い島国では
有線接続は非常に不安定で、さらにいうと郵便事情は最悪で、全ての郵便が開封
され事故にあうようです(実際に被害に会いました。重要書類が3ヶ月遅れで届い
た…)。
まあ普通の日本人の感覚では3日と生きられなさそうなハイチですが(日本から飛
行機で行っても片道3日かかりますが…)、能天気さとソフトウェアなどに対する
細やかさは必ずしも一致しないので、プログラミング関係では将来があるかも知
れませんね。色彩感覚はやっぱり派手な気がします。
私の教え子だった彼らは、現在、修士学位取得後、IT、VR系の大学教員や開発会
社のディレクターなどになっています。ハイチの明日は彼らの双肩にかかってい
るということですね。
http://www.esih.edu/virtua/

クレオル語は植民地時代にアフリカから連れて行かれた黒人奴隷を元に広がった
言語で、ラテン系言語の文法や単語を多く吸収した多国籍言語です。さらにフラ
ンス語と英語も流暢となると、地政学的なリスクさえなければ西インド諸島の対
外貿易ITは「まじめでありさえすれば」明るいようにも見えます。実際にはどう
だかわかりませんけど、接していた学生を通した感じでは、比較的なじめる人物
ではありました。
しかしまあ、日本人が「極東の島国」であっても、ハイチのようにならなかった
のは、地理的な運もありますが、ほんの百年ほど前に、生真面目に働き、海外を
学び、国防を強化したおかげだったんだな、とふと感じてしまったりもします。
とりとめがありませんが、片手に赤ん坊を抱いているので、このへんで。

[CFP]VR学会大会

日本VR学会の大会ですが、今年は九州大学での開催なんですねえ。
長崎での開催が懐かしいです。熱かった。
日本の国内学会に参加できる人はうらやましい。
たとえば…
9月VR学会でデモ発表
 ↓
(国内研究会、オープンキャンパス等展示)
 ↓
12月ごろにはこなれた展示に
 ↓
1月ごろSIGGRAPH E-Tech投稿
 ↓
3月ごろSIGGRAPH採択
 ↓
4-6月ごろLaval Virtualとか国際会議参加
 ↓
8月SIGGRAPH展示
 ↓
9月i-Tokyo展示
 ↓
(くりかえし)
まあスタートがIVRCってのも手ですけど、学生プロジェクトじゃなかったら上記
のパスのほうがタイミング的にはまっとうな気がします。
そんなわけで以下CFP。

日本バーチャルリアリティ学会会員の皆様へ
大会の発表申込の締切まであとわずかとなりました.
発表申込締切:2006年6月29日(金)
http://vr.kc.design.kyushu-u.ac.jp/i03_happyou.shtml

日本バーチャルリアリティ学会(VRSJ)  第12回大会in福岡
会 期: 2007年9月19日(水)~21日(金)
会 場: 九州大学大橋キャンパス(多次元デザイン実験棟5号館)
締切日程:
   
発表申込: 2007年6月 29日(金)
原稿締切: 2007年7月 27日(金)
企業展示申込締切: 7月27日(金)
■大会ホームページ
http://vr.kc.design.kyushu-u.ac.jp/

■大会発表・企業展示に関してのご質問
大会事務局
〒815-8540
福岡市南区塩原4-9-1 総合研究棟3階
九州大学感性融合創造センター
日本バーチャルリアリティ学会第12回大会事務局
Tel: 092-553-4577
E-mail: vr12info at design.kyushu-u.ac.jp

フランス最大のオタクイベント:JAPAN EXPO2007

もしかしたら欧州最大かもしれませんが「JAPAN EXPO2007」が7月6-8日に開催されます。
今年は取材の予定がないので行かないんですが…なんだか玉石混合化がすすんでいるような気がします。
ステレオタイプな日本文化を祭りにしても、それなりに人が集まる(それぐらい日本マンガに飢えている人は多い、そして祭り好きも多い、BDフェスティバルなんかもいっぱいあるし)とは思うんですが、個人的にはもっと個人の同人誌サークルのクオリティと活動が盛り上がっていかないといけないような気がしています。BD系の美術を嗜好する人は非常にクオリティ高いんですが、キャラものを描く人の「萌え系人物描写」の一般方程式が解けていない感じです。
対してフランスのコスプレクオリティはすごいもんがあります。
服飾デザインの専門学校生とかの気合のいりようとかモデルさんの素地のよさが光ります。モダンダンスも一般的だし、歌って踊れるコスプレイヤーがたくさん。
それはそうと以下告知。
—-
欧州最大規模の、日本のマンガ・アニメを中心とした日本文化の祭典、JAPAN EXPO開催のご案内をさせて頂きます。
昨年7月、56,000人を集めて行われた同イベントが
今年もパリ(Parc d’Expositions)にて盛大に行われます。
開催日は2007年7月6~8日、
来場者数は75,000人の予想です。
※入場者の90%は、16~25歳のフランス人男女
イベント詳細につきましては、当サイトの案内ページ(日本語)をご覧下さい。
http://www.eurojapancomic.com/fr/japanexpo.shtml

今年の主な催し物は以下の通りです。
�原宿ラフォーレブランドのファッションショー/テーマはゴシック・ロリータ
※北出菜奈ミニライブ有。
�京都精華大学の講演会/講演:牧野圭一氏
�プロレス来仏試合(男性:ドラゴンゲート、ノア/女性:息吹)
�マンガ・アニメ関連ゲスト(敬称略):神村幸子、武井宏之、安西信行、市口桂
子、竹谷州史、水野純子
�その他アーティストゲスト:YOSHIKI(元X-JAPAN)、北出菜奈、HAKUEI、Olivia、
HALCALI、GARI
�世界コスプレサミットフランス予選会
JAPAN EXPO 対日総代理店
EURO JAPAN COMIC
E-MAIL: info at eurojapancomic.com

日本名に悩む

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まいみくのタコラさんに質問されたので、
海外出産した場合の名前について、メモ。
>日本のパスポートに限ってのことなんですが、アルファベット表記がヘボン式以外って認められたんだっけ?
問題ないです、というか彼はフランス国籍ですから(そのうち重国籍になる予定)。
日本のパスポートだけの問題です。
「非ヘボン式ローマ字氏名表記等申出書」を提出すればよいようです。
あとは併記などで英語つづりを名乗っている普通の日本人も結構いるようです。
ちなみにナルはNaruhikoですが、生真面目にヘボン式(米国人、しかも本当の名前はHepburn;ヘプバーン)で書いてしまったがために、フランスでは「ナドゥイコ」などと呼ばれております。同様に「RUKA」と書くと「グカ」ですね。
もっと細かいこというと、フランスでは現在、父方と母方のファミリーネーム、最大3つのファーストネームを名乗れます。これで日本のパスポートを作る場合は、どう名乗るか、どの順番で併記するかは選べるようです。
さてさて、肝心の日本名ですが…まだ決まってません。
Lucasという名前は久美子の希望を主として決めたので、さて漢字はどうするかな、というところなんですが。…なにぶん育児が忙しすぎる!!
フランスでも日本でも最近はマンガのキャラみたいな名前が流行っているので、それだけは避けたいと思います。
こういうサイトを見ていると「さすがにこれは無いだろ」という気持ちになりますが。
http://dqname.jp/

慶応幼稚舎ではこんなへんちくりんな名前の子はマジョリティではないようです。
(女の子はみんな「子」がつく、男もトラディショナルな名前)
まあ慶応も幼稚舎も気になりませんし、単なる都市伝説かもしれませんが、やっぱりDQName.jpを見ていると、
「親、なに考えてるんだよ」とか
「だれかとめてやれお」
とか思うわけです。
【参考】『“子”のつく名前の女の子は頭がいい』金原克範
http://www.silverboy.com/silverboy/book0103.htm
いや、やっぱり都市伝説というか都市化のせいかもしれないんですけどね。
★この本自体はメディアと社会・家族への影響について述べているだけで統計とか名づけの本ではないです。
まあ私としては国際社会に生きる、重国籍の息子(というか現在はまだフランス国籍のみ)に「Lucas」という、こっちでは普通の、トラディショナルな、名前をつけたわけで。
単純にカタカナで「ルカ」でもいいんじゃないかと思ってます。
ただ日本だと女の子っぽい響きがあるよなあ、何故だか知らないけど。
漢字を当てる場合はキリスト教の伝統的な表記だと聖路加(せい・るか)という書き方だけど、これは「ロカ」とも読めそうだな。
(ロカ、と読んでも発音的には全然問題ないんですけど)
あとは漢字を当てるとすると、「ル」は「琉」「瑠」あたりがいいよなあ。

「龍」はないだろー。
「カ」は、「可」とか「珂」とか、可能性を示す漢字もいいよな。
特に「瑠珂」にすると、中国語ではどちらも宝石という意味らしい(中国哲学が専門のうちの妹による)。
嫁は「佳」がいいといっている。まあこの漢字は男にも女にも使えるけど、やっぱり女の子に見えてしまうかも。
ためしに「龍佳」とか書いてみる。
一気に、仮面ライダー的ヒーローとおりこして、極道っぽい名前になってしまった。
★写真は生後1日目のルカちょりん。

父親休暇終了

Conge de paternite.JPG

職場から、コンジェデュパテルニテ(Conge de paternite;父親休暇)を11日間いただきました。
産後の奥さんを助けるため、という名目です。
(父親を休む、という意味ではありません!普通はConge de Mataniteで産後休暇、という意味になります)

いつも24時間週7日労働の違法外国人労働者状態ですので、ありがたく26日まで取得することにしました。

というわけでこの2週間どっぷりと新生児育児と4歳児育児と家事に専念させていただきました。

Conges de Paternite2

写真はイメージです(笑)

まあ研究者としての仕事も別途あるわけで、深夜授乳の合間などに未読メールと戦いつつ、という感じです。2時間とまとまった時間はありませんから、さすがにBlogはお休みさせていただきましたが、そろそろ社会復帰していこうかともくろみ中です。

今後ともよろしくお願いいたします。

[CFP] CyberGames Arena: A Student Game Developme

CyberGames Arena:
A Student Game Development Competition
Submission Requirements
Who is eligible? This competition is open to college and university students. Each student team can have 2-5 members. Faculty members can provide guidance or lead the team.
The game proposal. Your first milestone is a proposal, due by 30th June 2007.
Your proposal should be brief (1 page). Be sure to list all team members. The proposal should clearly state the premise of your game, describe the 3D world you plan to build for it, outline the gameplay, and list the advanced techniques in your game. Finally, you must include at least one image in your proposal – a sample screenshot of the game in action. This image can be a scanned pencil sketch will do, or something you do in Photoshop, Illustrator, KidPix, or your favorite computer art program. The purpose of this requirement is to help us understand your proposal, and to help you think about how hard or easy it might be to implement what you propose.
You should need to submit just once. If your team wishes to submit a modified proposal, it should be resubmitted as described above by the same team member who submitted originally. A similar procedure is to be followed for submitting the video game.
Email your proposal to d.dancey at mmu.ac.uk
Game Submission: Your complete video game is due on 31st August 2007. Submissions will be handled electronically. Your submission should include your entire game video. It should also include a README file which lists your team members, and techniques you implemented. Also, your README file should include references to any external sources you referred to for inspiration, and it should indicate how your 3D models and other game content were obtained.
Final submission details will appear at:
http://www.coetechweek.com/cybergames/CyberGames_Arena.html

Game Evaluation: The submitted videos will be evaluated and the best 12 games will be selected for presentation at Cybergames Arena. The finalists will be invited to present the game at the Cybergames Arena to be held during the Cybergames 2007 conference on 11th and 12th September 2007.
Game Competition: At the Cybergames Arena, a panel of game experts from industry and academia will evaluate your game as part of the video game competition. The selection of prize winners, which will be performed by the jury. The composition of the jury will be announced shortly.
Prizes: There will be one grand prize (PS3 game console) and one second-place prize (X-Box 360 game console). In addition, every finalist team will receive a current video game title for the PC platform. A special prize will also be awarded for the best game in the mobile platforms category.
Good luck, and have fun!
For more information, contact:
Darren Dancey
Chair, Cybergames Arena
d.dancey at mmu.ac.uk

[CFP] CyberGames Arena: A Student Game Development Competition

CyberGames Arena:
A Student Game Development Competition

Submission Requirements
Who is eligible? This competition is open to college and university students. Each student team can have 2-5 members. Faculty members can provide guidance or lead the team.

The game proposal. Your first milestone is a proposal, due by 30th June 2007.

Your proposal should be brief (1 page). Be sure to list all team members. The proposal should clearly state the premise of your game, describe the 3D world you plan to build for it, outline the gameplay, and list the advanced techniques in your game. Finally, you must include at least one image in your proposal – a sample screenshot of the game in action. This image can be a scanned pencil sketch will do, or something you do in Photoshop, Illustrator, KidPix, or your favorite computer art program. The purpose of this requirement is to help us understand your proposal, and to help you think about how hard or easy it might be to implement what you propose.

You should need to submit just once. If your team wishes to submit a modified proposal, it should be resubmitted as described above by the same team member who submitted originally. A similar procedure is to be followed for submitting the video game.
Email your proposal to d.dancey at mmu.ac.uk

Game Submission: Your complete video game is due on 31st August 2007. Submissions will be handled electronically. Your submission should include your entire game video. It should also include a README file which lists your team members, and techniques you implemented. Also, your README file should include references to any external sources you referred to for inspiration, and it should indicate how your 3D models and other game content were obtained.
Final submission details will appear at:

http://www.coetechweek.com/cybergames/CyberGames_Arena.html

Game Evaluation: The submitted videos will be evaluated and the best 12 games will be selected for presentation at Cybergames Arena. The finalists will be invited to present the game at the Cybergames Arena to be held during the Cybergames 2007 conference on 11th and 12th September 2007.

Game Competition: At the Cybergames Arena, a panel of game experts from industry and academia will evaluate your game as part of the video game competition. The selection of prize winners, which will be performed by the jury. The composition of the jury will be announced shortly.

Prizes: There will be one grand prize (PS3 game console) and one second-place prize (X-Box 360 game console). In addition, every finalist team will receive a current video game title for the PC platform. A special prize will also be awarded for the best game in the mobile platforms category.

Good luck, and have fun!

For more information, contact:
Darren Dancey
Chair, Cybergames Arena
d.dancey at mmu.ac.uk

http://akihiko.shirai.as/