ルシヨン、オークル色の谷(5)

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まち歩きもしてみる。
色のせいかおもちゃのような街にも見える。
焼き物や、無数の色をつけて振り分けられたジャルダン用の砂、
家の壁に実る葡萄、オリーブ、藤…。
こういうところに住む人の美的感覚はすばらしくどうかしている。
ちなみにオリーブは生で食べると舌がしびれるので注意。
コアラはなぜこんなものを食べていられるのか謎だ。
一番絞りオリーブオイルはビンを持ってくれば11.90Euro/1L。
うーん、微妙に高いのでやめておく。
先日の祭りでみつけた緑オリーブを買っておけばよかった。
カフェで男3人だべりながら、copine,copain,ami,amieについて
いったいどれがどういう友達なのかについて懇々と話してみる。
Davidいわく、
copine/copainはgirl/boy friendなのであって、
amiはより結束の固い友人、つまり親友のことだという。
これは全くもって認識が違っていた。
一緒に寝泊りするような仲でもcopineを使うので、
むしろamiよりcopineのほうが上なのかと思っていた。
おそらく性差を意識しないような親友はamiなのかもしれないとも思ったが、
ami,amieで使い分けるので、おそらくほぼ別の単語として使われているのかも。
なおamoureuxという恋人をあらわす言葉もあるが、使われていない。
これは日本でも同じか。
さらに、男女の仲はami,amieから以下のように進行するそうだ。
ma petit amie->fiancee->femme epouse
mon petit ami->fiance->epoux ou mari
petitを「ちいさい」とか「ちょっとした」とか訳してはいけない。
小さきものは「愛しい」petitなのである。
全くの余談であるがうちの息子は2歳の若さなのに、fianceeがいる。
しかも年上、向こうから告られたらしい。家族公認。
こういうのを「innocence de l’enfance」というらしい。
無邪気なお子様、ということね。
「タルトタタン味アイスクリーム」で舌直しして帰る。

ルシヨン、オークル色の谷(3)

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近いところはocreと松林。
ふもとはワイン用のぶどう畑(vigne, vignoble)。
そして遠景にはカルシウム質の岩が広がっている。
さらに向こうに見える山はアルプスかと思ったら違うらしい。

ルシヨン、オークル色の谷(1)

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Roussillon, la valee d’ocre.
学校の毎週恒例の観光イベントでルシヨンというアビニョンから東に20kmほどいった街に連れて行かれた。
といっても運転手のDavid(まかないや会話相手をしている助手さん)と、オーストリアの体育会系青年オーベールと3人。とってもおとこくさい観光である。
その男臭さとは正反対に、ルシヨンはとっても美しい谷だった。
地質がocreと呼ばれる珪素を含む物質で構成されていて、非常に赤い。
軽くてもろい砂で、触ると指が赤くなる。
毒性はないので植物も育つ。
谷は松林だ。赤いので赤松かとおもったらオークルの色だった。
印象であるがちょうど、スペインの町の色と同じ。
辞書を引くとocre=黄土色とある。
特に黄色いという感じはないんだが、カメラで撮ってみるとやはり黄色い。
なんなんだろう。
写真は谷の横にある街。
ここの砂を使った陶器などが有名なのだそうだ。

ブロック体に決別

Ecrire, ecrire…
英語を習い始めたころは筆記体を書いていた記憶がある。
が、受験戦争が激しくなるにつれ、書くスピードが追いつかず、浪人時代に筆記体を完全に捨ててブロック体に移行した。
…が、フランスに住むようになって、字が読めない読めない。
筆記体でもいわゆる英語の筆記体と違う字があるし、人によってぜんぜん癖が違う。
特に複合母音とRとJと複合子音が読めません。
アルファベの発音も英語のそれとぜんぜん違うので、いざというとき本当に困ります。
で、フランス語の勉強でやたらと字を書くのと、板書が読めないので、
少しはフランス式筆記体がかけるようになってみる。
ちなみにフランス語にはブロック体とかスクリプトに値する言葉がないようだ。
graphisme, graphieといのが字体、書記法に当たる言葉らしいです。
…でどうにか…時間をかければ美しい文字は書けるようになってきた。
まあ万年筆もどきを使っているおかげもある。
しかし時間をかけねば書けないというのは、
美しく書くのに一生懸命になりすぎて授業を聞いていないという
英語の時の課題を全く解決していない。
あとはとんでもなく速くなるよう練習するか、
そこそこのブロック体交じりで納得するかしかないようだ。
ちなみにフランス語ではブロック体と筆記体の混合は全然問題なし。
慣用法だろうけど大文字と小文字が混ざるのも普通。
特に「i」「R」は区別をつけるために前後の大文字小文字と関係無しに書くことが多い。
また注意したいのが「m」であり「n」とそっくりのも維持を書く人がいる。
どうしてこうなるのかわからないが、お店のポップなどに特によく見られる表記だ。

デジカメ帰ってきた

やっとデジカメが修理から帰ってきました。
7月末のSIGGRAPHから実に2ヶ月。
地球を一周してやっとアビニョンで会えたと思ったら、
電池を忘れた。
運良くスペースインベーダーから抜いたので問題ないけど。
今日の観光に持っていければよかったんだが。

Bioの店で昼食

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いつも時間がないので昼飯はいい加減になる傾向があるのだが、ちょっと時間とお金に余裕があるときは「retour aux sources」(自然に帰す)という名のBioの店で食べることにしてい
る。
まあ1週間に一度ってところでしょうか。
BioというのはAgriculture Biologiqueの通称で要は有機農法のことである。
「AB」と表記され、認証機関に認められたものでしかABを名乗ることが出来ない。
この店は調味料やパスタといったBio製品を扱うとともに、隣でBioレストランをやっている。
実はBioのビールなんかもある。
雰囲気のいいおじさんが自信を持ってBio製品を売っているのだ。
ちなみに今日のメニュー(plat du jour)は
Gratin de Legumes a la Provencale + crudite(生野菜)
これで7.5Euro。
ちなみにグラタンといってもmacaroni au gratainではないのでpate(パスタ)は入ってません。
これをgomasio(ゴマ塩。日本から誰かが輸出した)でいただきます。うまいです。

フレンチトーストの謎

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C’est mon petit dejeuner!
フレンチトーストのようなものを作ってみた。卵抜きで。
というのもpain de mieはもとからそんなに食べないので、
どうしても1週間で消費しようと思うと残ってしまうのだ。
というわけでフレンチトーストを作ってみる。
そういえばfrench toastなんて言葉をフランス国内で聞いたことがない。
調べてみると「pain perdu」というらしい。
直訳すればlost bread…?
まあ駄目になったパンを再生させるには良い調理法だが。
なぜこれがfrench toastになったのか謎が謎を呼ぶが他の「フレンチ~」について調べてみた。
・french fry = la frite
 ケバブたのむと大量についてくる。
 フランスの料理ではあまりお目にかかったことがない。
・french cancan
 直訳、フランスの無駄口。1954年Jean Renoirの映画「French cancan」が元になっていると思われるが。
 Molun rouge(赤い風車)が看板のパリのナイトクラブのこととおもわれる。
他にも辞書を引くとフレンチ・スリーブ、フレンチ・ホルンなど出てくるが、フランス人に聞いてもこの手の答えを発見するのはなかなか難しいので今度にとっておこう。
で、やっぱり卵はあったほうがいいと思った。
見事にフライパン(la poe^le)にくっついた。
見た目フッ素(le fluor)加工だと思って安心したのが間違いだった。

Blogが読まれている!

Il lirema blog!
今日、学校CEILAの助手Davidに、
「Aki、きみのBlog読んだよ~」
といわれた。
う・うぇ~。←(Ouiにならない唸り..)
どうやって調べたんだ…ってまあGoogleにAvignonのこと訊けばでてきそうなもんだな。
とりあえず危ないことを書くのは控えめにしておこう。
で、フランス語の勉強もかねて多言語化を進めてみようと思う。